婚約指輪（エンゲージリング）/結婚指輪（マリッジリング）のオーダメイド、ジュエリーリフォーム

　プロポーズやご婚約に際し、婚約指輪をどのように選んだら良いか、お悩みの方も多いかと思います。そこで、ジュエリー・コンシェルジュより皆様に、ご予算内で最高の婚約指輪をお選び頂くために、婚約指輪の選び方、そしてダイヤモンドの選び方のポイントをご案内させて頂きます。少しでも、皆様のお力になれれば幸いです。

　婚約指輪のご購入にあたり、特に男性の方は、「婚約指輪」と「結婚指輪」の違いが判らず戸惑うことあるかと思います。「婚約指輪」とは、通常婚約する際に男性から女性に贈られるリングで、一般的にはプラチナのダイヤモンドリングが多いようです。一方で、「結婚指輪」とは、結婚式の際に男女双方が交換する指輪です。婚約指輪をお選びになるにあたっては、既存の概念に捉われず、永くご愛用頂けるものをお選びになることをお勧め致します。また、どのお店でもオーダーメイド婚約指輪の制作には、3～4週間かかるのが通常であり、これは一点一点がデザイナーや職人の丁寧な手作業で制作されているためです。婚約指輪をご購入する際には、じっくりと時間をかけて選び、時間に余裕を持って注文するのがベストと言えるでしょう。更に、より良い婚約指輪を選ぶためには、ある程度ダイヤモンドの基礎知識を身につけられた上でお店を比較されることをお勧め致します。

　婚約指輪選びの第一歩として何はともあれ決定しなければならないのがご予算です。「まずは店頭で婚約指輪を見てみよう！」というのも確かに一案ですが、煌びやかなライティングと雰囲気のお店で指輪を見ていると、ついつい、どんどん良いものが欲しくなってくるのが人情です。特に結婚にあたっては、結婚式やハネムーン、新居となにかと先立つものが必要となってきます。特に一家の大黒柱となることの多い男性は、素敵な笑顔の裏でドキドキしながら計算をしているもの。婚約指輪だけではなく全体のバランスを見据えつつ、お二人にとって最高の婚約指輪選びを始めましょう。

　ご予算とともに考えなければならないのは、ご購入をされるお店です。というのも、婚約指輪はブランド店で既製品を選ぶか、ノンブランド店でフルオーダーまたはセミオーダーの商品をお作りになるかによって、指輪自体の品質は全く同じでも、価格に大きな差が出るからです。有名ブランドのリングを選ぶのも素敵ですし、世界にたった一つ、フルオーダーの婚約指輪には思い出と特別な魅力が宿ります。一生愛用する記念の指輪ですので、ご自分またはご婚約者の方の希望をよく考え、ご予算に応じた最高の指輪を探しましょう。

　ご予算が決まったら、次はデザインです。ブランド店でのご購入をご検討の皆様は、幾つものお店を回り、ご自分の直感で気に入ったものを選ぶと良いでしょう。婚約指輪のデザインは、6本爪や4本爪のシンプルなものから、メレダイヤをあしらった可愛らしいものまで様々です。フルオーダーもしくはセミオーダーの婚約指輪をご検討されている皆様は、センターストーンに0.3カラット台のダイヤモンドをお選びであれば、メレダイヤをサイドにあしらった華やかなデザインがお薦めです。カラット数が大きいダイヤモンドは、それだけで存在感がありますので、シンプルなデザインでダイヤモンド自体の美しさを楽しむのも良いでしょう。また、せっかくの婚約指輪も、結婚後引出しの中にしまったままになっては可哀そう。永く愛用できる、ご自分の気に入ったデザインのリングを、じっくり時間をかけて選びましょう。

代表的な婚約指輪デザイン一覧は以下の通りです。

リングのデザインが決まったら、いよいよダイヤモンドを選びます。ダイヤモンドのグレードの組み合わせは、カラットを一定とした場合でも実に1000通り以上。 複雑な専門的基準もありますが、まずは以下のポイントを押えるのがお薦めです。

　カット、カラー、クラリティ、カラット、どれを最も重視したら良いのかお悩みの方も多いと思います。もちろんお一人お一人の好みに基づき選ぶのが一番なのですが、一つ注意すべきことは、「全てはバランス」ということです。どんなにグレードの高いダイヤモンドを選んでも、あまりに小さすぎるとその美しさを十分に楽しむことはできず、また、大きさだけを重視して選んでも、その輝きを十分に楽しむことができません。ジュエリー・コンシェルジュでは、同じご予算内であれば、婚約指輪には、通常以下の範囲内のダイヤモンドをお選びになられることをお勧め致します。
　　　カット 　　　　 ：　　Excellent
　　　カラー 　　　　：　　D～F
　　　クラリティー　：　　IF～VS2
　　　カラット　　　 ：　　0.3ct以上
それでは、上記の範囲で何を最も重視したら良いのでしょうか？
ジュエリー・コンシェルジュでは、一般的な優先順位を以下の通りご案内させて頂いております。

　ダイヤモンドを選ぶ際、最も重要なのはカットです。ダイヤモンドの輝きは、カットの良し悪しによって決まると言っても過言ではありません。緻密な計算に基づき、熟練したカット職人の技によりカットされて初めて、ダイヤモンドは極上の輝きを放つのです。是非とも、婚約指輪のダイヤモンドには、Excellentのカットグレードをお選び下さい。

　ダイヤモンドは、原石から宝石に加工される過程で約50％～60％の重量を失います。この為、1.0ctのダイヤをカットできる原石は、0.3ctの石を カットできる原石よりもかなり希少であり、価格も何倍にも跳ね上がります。しかしながら、ダイヤモンドの真の美しさを楽しむためにある程度の大きさが不可欠なのも事実です。この為婚約指輪を選ぶ際のカラットは、少なくても0.3ct以上、できれば0.5ct以上をお選びになることをお勧め致します。

　ダイヤモンドのカラーは、ＤからＦまでがいわゆる「無色」と呼ばれています。通常、婚約指輪を選ばれる際はプラチナのリング枠をお選びになる方が多いので、リング枠とセットにした場合でも無色に見えるＤ～Ｆまでのカラーをお勧めさせて頂いております。イエローゴールドのリング枠をお選びになる際はＧまたはＨのダイヤモンドでも白っぽく見えますので、Ｄ－Ｈ程度までの範囲でお選びになると良いでしょう。

　クラリティーとはダイヤモンド内部の内包物の割合のことです。通常、VS2以上のクラリティであれば肉眼で内包物を確認することはできませんし、専門の10倍ルーペを使った場合でも、慣れない方には中々内包物を見つけるのは難しいでしょう。この為、VS2以上であれば、ジュエリーとしての品質に大きな影響を与えることは少ないと言えるでしょう。ジュエリー・コンシェルジュでは特別なご希望がある場合を除き、小さなダイヤモンドでクラリティーグレードが高いものを選ぶよりも、クラリティグレードを少し抑えて、カラット数を優先した選び方をする ことをお勧め致しております。

　以上がダイヤモンドの基礎知識となりますが、これだけではまだまだ疑問点・不安点を持たれる方も多いかと思います。この様なご要望にお答えするために、ジュエリー・コンシェルジュでは、ご婚約指輪をお探しの皆様向けに以下の様なサービスをご用意しております。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

この他にも、ジュエリーに関するご要望でしたら柔軟にご対応可能です。世界にたった一つ、皆様の『幸せのリング』をお探し、お作りするお手伝いをさせて頂ければ幸いです。まずはご相談まで、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。